ぼくの平日は、パソコンを開くところからは始まりません。
朝は6時半から7時半ごろ、家族が起きる時間に合わせて一日が始まります。
子どもの朝食を用意し、洗い物や片付けなどの家事と育児を妻と分担します。家族の朝の支度が整ったら送り届け、そこから事務所へ戻ります。仕事を始めるのは、だいたい10時半です。
一般的な会社員より遅い始業かもしれません。でも、朝の家族との時間も、ぼくにとっては一日の大切な予定です。
午前中は、AIと一日の作戦を決める
水曜日以外の午前中には、基本的に打ち合わせを入れていません。
まずNotionを開き、その日にやるタスクと打ち合わせの予定を確認します。何から進めるかを決めたら、Visual Studio CodeのターミナルでClaude CodeとCodexを立ち上げます。
Notionに並べてあるタスクをAIに一つずつ渡し、進み具合を見ながら途中で確認する。終わったものをレビューし、必要なら修正を頼み、次の仕事を割り振る。これが、ぼくの午前中の基本的な流れです。
昼からは、ECサイト構築の仕事で、制作会社やデザイナー、エンジニアとの打ち合わせが入ります。打ち合わせはNotionで文字起こしし、そのまま案件ごとの記録へ残します。
ぼくが打ち合わせをしている間も、AIは別のタスクを進めています。以前なら2〜3時間かかっていた設定作業が、打ち合わせを終えたときには完了している。そんなことも増えました。
パソコンで完結する作業は、なるべく自分でやらない
AIに任せる仕事には、はっきりした基準があります。
管理画面で項目をクリックする。決まった場所へ情報を入れる。ファイルをアップロードする。設定を順番に進める。
こうした「人が判断しなくても完了できるパソコン作業」は、できるだけAIに任せます。ログインだけ自分で行い、その先を任せることもあります。
反対に、自分でやると決めていることもあります。
Xで相手の投稿を読んで返信すること。打ち合わせに参加すること。今日、何を優先するかを決めること。そして、AIが進めた仕事を確認し、次の仕事を割り振ることです。
すべてをAIに任せたいわけではありません。相手との関係や、会社としての判断は自分が持つ。そのうえで、人がやらなくてもよい作業から手を離しています。
一人で回すために、「全部自分でやる」をやめた
一人社長は、仕事を抱えようと思えば、いくらでも抱えられます。
でも、ぼくには家族との時間があり、使える時間には限りがあります。だから、一人で回すために決めたのは、頑張って全部こなすことではなく、「自分がやらなくてよいことを決める」ことでした。
18時半ごろには仕事を切り上げて家に戻ります。夕食をとり、家事や育児をしていると、落ち着くのは21時から22時ごろです。
そのまま早く寝る日もあれば、妻とノンアルコールのカクテルを飲みながら、ゆっくり過ごす日もあります。
AIでつくりたいのは、仕事を詰め込む時間ではない
最近は、会社を立ち上げることができ、経営塾の仲間と勉強会の企画も進み始めています。
限られた時間の中でも、仕事を前へ進められるようになってきた。そのことが、最近のうれしかった出来事です。
AIを使って空いた時間に、さらに仕事を詰め込みたいわけではありません。
家族と過ごす。人と話す。どの仕事を進めるかを決める。最後の責任を持つ。
そうした、自分がやるべきことに時間を使うために、AIに任せられる仕事は任せる。
「一人で全部やらない」と決めることが、一人社長として会社を回すための、ぼくなりの方法です。